先日、ネットで何か調べ物をしていた時にYahooの知恵袋でこんな質問をしている人を見かけました。
『腰が痛くて接骨院(整骨院)に行きたいが、カモにされるのが怖いです。』
って、やつです。
それで、みんながそれに「あーでもない」・「こーでもない」って、アドバイスしていたんですが・・・
それを見て、ワタクシ『じゃ、行くなよ!』って、思ったんです。
そういえば最近、小学6年生の娘からよく𠮟られることがあるんですよね。
『そうじゃないんだよ!(解決策は求めてない)』・『それじゃパパ、女子人気無いよ(話を聞いて共感しろ)』って。
ワタクシはもうおじさんですから、女性に人気が無いのは別にいいんですけど・・・、娘に嫌われるのは嫌です💦
ということで、接骨院を経営しているワタクシが思う『カモ』だと思う患者様とはどういうものなのか説明いたします。
そもそも論
ワタクシの信条として
『来たければ来ればいいし、来たくなければ来なくていい』
という、スタンスを保っています。
ワタクシは傲慢ではありません。施術の必要性や症状について必ず詳しく解説しますから、来るか来ないかはお客様の自由意思で決めてくださいということです。
ラーメン好きですか?
皆さんに、お気に入りのラーメンがあるように整体にだってお気に入りがあるでしょう。豚骨・魚介・太麺・細麵・次郎系などなど同じラーメンだけど種類は違う。でも最終的にはそれをラーメンと呼び、気に入った店舗に通う。食べたい時に食べに行き、食べたくなければ行かない。
整体というか…痛みを取る場所だって千差万別沢山ありますよね。
大病院・クリニック・接骨院・鍼灸院・あんまマッサージ治療院・街のもみほぐし屋さん・薬局などなど
美味しいと評判で行列のラーメン屋さんでも、一度食べてみないとそれがあなたの気に入る味かどうか分かりませんね。。
整体も同じです。
ラーメン(痛みの除去)を求めて
ラーメン屋(治療する場所)を探しますね。
同じ名前のラーメン(整体)だけど
作り方(治し方)は違います。
だから、ワタクシは体に不調がある場合はとにかく一度行ってみることをお勧めします。合わなければ次は行かなければいいのです。
重ねて申しますが、ワタクシは傲慢ではありません。ワタクシならそうすると申しているのです。
PS:次に来る予定が無いのに予約を取るのはやめてください。当院では初めてのお客様には『次の予約をするか・少し考えるか』会計時に質問しますから、合わないなと思えば、『少し考える』と言ってもらえれば大丈夫です。あとでキャンセルしよう!は、本当に迷惑です。
こんな話があります。
先日来たお客様のご家族が、初めて整体に行ったそうです(20~30年前)。その時、あまり効果を感じなかったので、二度と整体に行くことを止めたそうです。しかもそれをご家族にも許さなかったのだとか。。
先日来たお客様は体の不調を大いに訴えたが、整体行きを許してもらえず『きりん接骨院』に来た時にはかなりの重症でした。ご家族と喧嘩してから来たと言ってました。
これをラーメン屋に例えると…
20~30年前にラーメンというものを食べたが味が気に入らず、以降ラーメンを口にすることはおろか、家族にもラーメン屋に行くことを禁じた。と、なります。
残念ですよね・・・。
❝カモと思うのは・・・?
話が逸れましたが、
ワタクシが”カモ”と思う患者様は
こちらの要求通りに来院されない患者様です。
あなたの施術者は期間や回数を決めていますか?
ワタクシは重症な人については必ず
『この頻度で通って、これぐらいかかるよ。』って、お伝えしています。
それはだいたいワタクシの経験上、
『一週間に1回・3ヵ月』です。
3ヵ月で何も変わらなければ、他に行ってもらって構いません。(詳しい3ヵ月ルールについてはこちらをクリック!)
ラーメンの作り方
料理人では無いあなたが、ラーメンを作りたいと思ってレシピを広げます。
スープは
○○が☆☆グラム
✖✖が小さじ4とか書いてありますよね。
ですが、それを勝手にアレンジして
スープを作ったとします。
それで、ラーメンは作れますか?
作れなかった場合、あなたはレシピの会社に文句を言うとします。
ラーメンを作れなかったけど、どうなってんの?と・・・
するとレシピの会社はこう答えると思いますよ。
レシピ通りに作らないあなたが悪い。
ワタクシは一週間に1回で、3ヵ月を目指して施術します。ですけど、うまくいかないときももちろんありますが、言ったことに責任が生じますからその頻度・期間で施術が終了するように全力を尽くします。
あなたが私に言われたとおりに通院した場合、私はそれだけで『治さなければ』というプレッシャーを感じるのです。
でも、それを守らないで通院したとします。例えば1週間に1回と言われたのに、2~3週間に1回しか来ない。。
治りませんでした⇒あなたは私に文句を言います。
でも、私は言い返すことができるんです。
『言われた通院頻度を守らないから治らないんだ!!』って。
施術者に逃げる口実を与えるな!!
まともな施術者であればね、どんな場所の人も
『この人を早く治したい!!』
って、思っています。
なぜなら、ちゃんと治った方がその噂を聞きつけて、お客さんの数が増えるからです。お客様が、お客様を連れてきてくれるんです。
だからね、ワタクシは
『どれぐらいの頻度で、どれぐらい通院したら終わる』
っていうのをちゃんと説明してくれる場所に通ってみてほしいんです。
それが、長すぎたり、頻回すぎるのは論外ですけど、
術者に言い訳する隙を与えてはいけないんです。
はたして、”カモ”とは・・・
もう分かりますよね・・・
- 本当に治したいと思っておらず、何となく適当に通う人が”カモ”です。
- 施術者に言い訳の口実を与えてしまう人が”カモ”です。
- 施術者に治らなくても大丈夫なんだぁ…って思われてしまう人が”カモ”です。
もしも本当に治したいと思ったら・・・
- あなたも本気になって下さい。
まともな施術者ならきっと、その意気込みに応えようとしてくれますから。
- プレッシャーを与え続けて下さい。
施術中はあなたのことだけを考えてくれますから。
カモになるなんて馬鹿な話です。
- 行きたければ行き
- 信用できるなら信用し
- やめたければやめる
あなたの自由意思です。
きりん接骨院では
- 必ず通院頻度・症状の説明を詳しくします。
- 初回終了時に通うか・考えるかを伺います。
- 考えると言われても、何も思いません。
- 通院頻度を守って、ダメならスッパリやめてもらって構いません。
- LINEでDM送りません。
”カモ”になるって考える人がいることに驚きを隠せませんし、そういう傾向がもしあるのなら業界の恥ですね。
お電話ありがとうございます、
きりん接骨院でございます。