こんにちは。
きりんです。
椎間板ヘルニア、坐骨神経痛など、同様の症状で悩んでいる人がいるかも知れない。
もしかしたら、励みになるかもしれない・・・・
そんなつもりで、この記事を書いています。
宜しければ読んでください。
下記の記事の続きです。
通院開始。
こちらの40代患者様には、是非1週間に2回治療を受けて下さいとお願いしました。
(症状がとても強いから。)
それから、散歩以外の余計な運動は絶対にしないように厳しくお願いしました。
(筋トレしたいと言われたが、全力で拒否しました。良くなってきたら一緒にやりましょうと。)
その代わり、日常生活はどれだけ痛くとも、なるべく普通にこなして下さいとお願いしました。
(早寝早起き、家事、買い物など。できる範囲で構わないから、頑張り過ぎないようにと・・・)
患者様には必ず『背骨ゆるゆる調整』をします。
治療開始2018/5/1
5月
開始当初から、『ちょっと座れた。』っていうことで、少しずつ信頼してくれたんだと思います。
約1ヶ月/8回目くらいからほとんど座って食事できるようになりました。
この1ヶ月を長く感じるか、早く感じるかは患者様それぞれですが、この患者様においては一段一段階段を上るように回復していった為、とても早く感じたとの事でした。そりゃそうですね。1年以上座れなかったんですから。。
ただ、5月中は起床後すぐにはダルくて動けず、1時間くらいゴロゴロゴロゴロしていたそうです。
お尻~太ももの痛みはほぼ無くなり、痺れのような違和感に変わりました。
6月
座れるようになってからは、『早く復帰しなきゃ。』、『映画とか行ってみようかな。』と、患者様の焦る気持ちを宥めつつ、背骨調整+軽い筋トレの治療に切り替えました。ご自宅でも、6種類ほどの筋トレを毎日やるように宿題を出しました。
外出はまだ制限していましたが、6月下旬にあった東京での有名アーティストのコンサートは行って良いと、許可を出しました。
できる事の積み重ねによって自信を付けてもらうこと、それから気分転換は大切ですからね。
この方の課題は決して辛いものではありません。
できなかったことを1つずつクリアしていくことによって自信を積み重ねて頂こうと、子供や高齢者でも簡単に終わるような物、回数を指定しました。
実際歩くことができるんだから、治療中にトレーニングは必要ないんです。鍛えて治すんでなく、自信を持たせる為だけにやらせました。
いつも言いますが、ワタクシの治療方針にとって、自分で何かしら運動とかをして治そうとする人には困っています。
逆効果の方が非常に多いからです。
そういう方に限って、止めた方がいいというのに絶対に止めない為、治療期間がとても長くなります。
ワタクシは構いませんよ。お金が増えますからね。。
症状はお尻の違和感のみに変わりました。
7月
コンサートも行けて、軽い筋トレもこなせる様になって自信が付いてきました。
どこに遊びに行っても良いというGOサインを出しました。
『あんなに仕事に行かなきゃ!』って行っていたのに、映画に行ったり、今まで忙しくて会えなかったお友達と会ったりしているうちに、若干仕事に行きたくなくなったみたいです(笑笑笑。
電車に乗ったり、外でご飯を食べたり、当たり前のことを沢山経験してもらって、さらに自信を付けてもらいました。
主訴であったお尻、太ももの症状はなくなりました。
会社とも話し合い、8/1から出社することに決めたそうです。
そんな中、相談されました。
『いきなり職場まで1.5時間電車で行って、7.5時間勤務してまた1.5時間かけて帰ってきて、身体大丈夫ですかね・・・・?』って。
私は、この方なら大丈夫だろうと思いましたが、不安があるなら半分の時間だけ勤務とかはどうでしょうと提案しました。
身体を慣らすのもそうですが、やはり心を慣らす『小さいことの積み重ね方式』です。
8月に入り、仕事後初めて治療に来てくれました。
実は、強がっていますがワタクシも心配で、予約用のLINEで現状を聞こうかどうしようか迷って、グッと我慢していたんです。
でも、患者様は笑顔でした。
通勤疲れたって言ってましたが、一週間無事にこなしてきました。
まだ、8月は週に2回来てくれる様にお願いしました。
症状を取るという治療よりも、疲れを取るといった治療です。
『背骨ゆるゆる』と軽めのマッサージ治療です。
患者様もまだ『きりん』は止められないって、言ってましたよ。
出来れば、9月には週1回
10月は2週間に1回
11~12月頃には4~6週間に1回にしたいと思っています。
患者様は、『一ヶ月、一ヶ月、ひと月単位で良くなるのが実感できた』とおっしゃってくれました。
7月中旬頃から、主訴はほとんど消えていましたが、立ち上がりや動き始めの際に、腰に違和感があると言っていました。
『先生、やっぱり腰に違和感ということはヘルニアなんでしょうか・・・?』
『立ち上がりには大腿外側の筋肉をよく使います。
それはお尻のほっぺの筋肉に繋がっているので、立つ際にそれが引っ張られているのでしょう。』
と、説明し該当筋肉を触ってあげると・・・・
あっ、痛くない。。
『やっぱりヘルニアじゃないんだね。』
と、笑顔で帰っていきました。
腰痛患者の多くの人は、足の外側に体重が掛かっていると感じます。
ですから、この患者様にもO脚矯正のときに出す宿題と同じものを7月から(元気になってから!!)やらせています。
ではこの方、凄く悪かったけどなぜ良くなったんですかね。。
ワタクシの治療が素晴らしかったからでしょうか・・・?
違いますよね(本当はそうだと言って欲しいですが。。)
結局のところ、この人は治療も真面目にやったことも良かったですが、
何よりも早期に改善したのは
休んだからですよ。
患者様も言ってました。
『今、思うと身体に悪いことばかりしていた。』
『睡眠は大切だということが分かった。』
『運動なんて、しろって言ったって出来ないよ。する気にもならない。』
『こんな悪くなるなんて思わなかった。』
『はぁ、あの時にちゃんと治療してれば・・・・』
『今は見たいTVも諦めて、10時に寝てます。』
痛いなら筋肉をつけろは間違っていると思うのです。
筋肉は治ってからつけて下さい。
おしっこやう○こが出なくなるなど、ヘルニアと診断されてヤバイ奴もあるけど、
それ以外のほとんどは、筋肉による影響だと思っています。
その筋肉のコリを作るのは骨格の歪みだと思っています。
どこに行っても治らないと思わないで、色々な治療を試しましょう。
もちろん、きりんに来ていただければ、ワタクシに出来ることは全力を尽くします。
治療とは、
治療家(医師含)のみでは成り立たず、患者本人の理解と努力も必要です。
きりん接骨院はワタクシしかいません。
患者様と2人3脚の治療を目指しています。
あなたの身体はあなただけのものです。
会社に悪い
同僚に悪い
部活休めない
人が足りない
などなど・・・・・・
あなたの身体が悪くなった時に、あなたの会社はあなたに何かしてくれるでしょうか・・・・?
あなたの同僚は・・・?
部活の顧問の先生は・・・?
あなたの身体を守れるのはあなただけです。
身体が疲れれば、視野が狭くなります。
この患者様のように、自分がダメな人間になったように錯覚します。
誰かに迷惑をかけてしまうと、無駄に心配になってしまいます。
どうか、ご自分の身体を一番大切に思って下さい。
身体を壊したことのあるワタクシだからこそ、皆様にもこうしてお話できるんです。
お力になりますよ。
椎間板ヘルニアにて全く座れない40代女性
施術前 5月1日 痛みで全く座れない
8月8日 治療開始から約3ヵ月後
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
全く座れず、立って食事してました。
腰椎椎間板ヘルニア
筋筋膜性疼痛(左足太ももとお尻の痛み)で紹介を受けて来院しました。
左足の太ももとお尻に、イスに座れないほどの痛みがあり、
最初のころは治療に痛みもありましたが、治療を続けて行くうちに心地よくなり、リラックス出来るようになりました。現在も治療中ですが、1ヶ月(週2)くらいでイスに座れるまでになりました。
もっと早く治療に来れば良かった。
毎回背骨の矯正をして下さっているので安心しています。
先生が優しい言葉を掛けてくれるので、心も体も元気になります。
以下 この方の経過を記したブログ記事
杉戸町 A様 40代
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
お電話ありがとうございます、
きりん接骨院でございます。